株式会社 仲田一級構造設計事務所、代表の仲田博と申します。

当事務所の主要業務は、主に都内の旧耐震基準ビル（Ｓ56年以前）を中心に耐震診断～耐震補強、工事監理、東京都耐震マーク取得（評定審査は不要です）・（用途変更含む）まで一連の業務で多くの旧耐震ビルの再生を致します。

通常、ビルオーナー様は耐震補強を大手ゼネコンに依頼されますが、多くの経費積み増しにより補強見積もりは異常に高く、結果、意に反し解体を勧められるケースも多く、未だ補強出来ず、年々空きフロアーが多くなり、困窮するテナントビルが今後増える状況です。「参考までに、私が行った耐震補強工事ではＩｓ：0.6以上目標ならば通常、ゼネコン見積もり額の50～30％の工事費用でも行える事が通例でした」。補強解決しないまま使用しても、今後の法規制強化の流れから、明確な賃貸の対象外ビルとなれば経営が成り立たず、この先は解体し建て替えせざる得ない状況です。対して、耐震補強は建て替えと比べれば遥かに安価で、且つ速やかな工事（一部入居したまま工事も可能）と、新築並みの家賃収入に復元できる建物が大半と実感しております。

また、当事務所では補強のための不都合な部分を解消する目的から、ＲＣ造では開口を極力制限しない独自の工法と、鉄骨造ではブレース不要の独自の耐震補強工法も備えて居りますので、利便性を極力損なわず、補強工事費用の軽減できる工法にて計画する事を信条としております。
最近の傾向では用途変更も同時に行える行政手続き（12条5項申請）：ガイドラインが定められ、民間審査機関とも連携し、適宜対応して居ります。

時代を見据え、耐震補強・用途変更の件でお困りの際は、ご連絡頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

代表取締役
仲田　博